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GOLDEN PEARL

金色の真珠

ゴールデンパールのテリ

真珠の品質を表す言葉で「テリ」という表現が使われますが、「光沢度」とよく混同されて使用されているようです。「光沢度」は物質表面に当たった光がどれだけ反射されてくるか、で決まります。物質が鏡面のように滑らかな場合、とても鮮明に物が映り込みます。

「テリ」との違いは?

では「テリ」との違いは何でしょうか?真珠は構造上、六角形の炭酸カルシウム結晶が真珠貝の分泌する真珠コンキオリンという物質で繋がれたタイルのような構造をしており、その厚さ0.3から0.4ミクロンの真珠層が何層も重なり成長しています。

その真珠層を形成する炭酸カルシウム結晶が整って成長し、何層も積み重なっている場合、真珠表面から入った光が様々な深度の層まで届き、それぞれの層で反射された光が干渉し表面に見えてきます(多層膜干渉と呼ばれています)。それが真珠の「テリ」です。

この真珠の「テリ」は、真珠の結晶が綺麗な並び方で成長していること、真珠層が何層にも厚く重なって成長していることにより、強く現れます。

「テリ」は干渉色と呼ばれ、それはすなわち真珠表面から入った光の中に含まれる様々な波長の色、というわけです。もちろん「テリ」と「光沢・つや」の両方を兼ね備えた真珠もあります。

上記の条件を満たす「テリの良い光沢のある真珠」は真珠の最高級品と言えるでしょう。

Golden Pearl